今回のテーマは、キャリアの作り方についてです。
配属先はキャリア形成に影響を与えます。
ただし、異動希望は、叶えている人と叶わない人がいます。
異動希望を叶えられる力は、キャリア形成を成功させるためには非常に重要なビジネススキルだと考えています。
この記事が参考になる読者
『自分の異動希望を叶えたい』という願いは社会人であれば、必ず持つ感情だと思います。
- 異動希望を通すために自分ができることを知りたい
- これまで異動希望が叶ったことがない
- 異動希望が叶っている人がやっているコトを知りたい
こうした方に向けて、異動希望を叶え続けている私が実際にやっているコトをまとめてみました。
この記事で得られるもの
- 異動希望を叶えるための考え方が分かります
- 実際に異動希望を叶えるための実践的なアクションが学べます
私の実例や私の周囲で異動希望を叶えている人の話などを総合して、明日から使える内容に仕上げました。
この記事の結論
- 人事担当は、社員一人ひとりの顔や個性なんて知らない
- 人事に自分の印象を強く持ってもらうことが重要
- 異動希望と残してきた成果を発信し続けることが大切
それでは、進めていきます。
異動希望を叶えるための考え方
とてもシンプルに考えることが大切です。
異動をする目的は、
喩えると、『
『冷蔵庫は主に料理で使うもの』
これを異動にも当てはめてみた時に「
冷蔵庫はあなたです。
異動を決める人が、あなたを「どこに置けば一番効果的なのか?」が分かっていれば、
つまり、『私がここに異動すれば会社のためになる』
異動希望を叶えるためにやるべき3つのコト
異動希望を叶えるためには、『人事が異動させたいと思うような人材として振る舞う』ことがポイントだと分かりました。
では、「何を意識するべきなのか?」「どう行動するべきなのか?」
異動希望を叶えるためにやるべき3つのコト
- 希望を言い続ける
- 人事に覚えてもらう
- 実績を発信する
① 希望を言い続ける
上司との面談では建前として「ここに残りたいです」
「異動は人事部が決めるから上司は関係ない。」は間違えです。
上司は人事部から異動についてヒアリングを受けている可能性があ
また、あなたが優秀な人材であれば、
相手が上司であろうが同僚であろうが、
希望を言い続けるわけです。
私も新人1年目から「経営部門に行きたい」と言い続けて、
「若手が何を言ってるんだ」
「目の前の仕事を一所懸命やれ」
「うちはベテランじゃないと経営部門になんて行けない」
それでもずっと言い続けて、
意志さえあれば必ず異動に関係する誰かが聞いてくれていると信じ
人事に覚えてもらう
人事担当は従業員一人ひとりの顔と個性なんて覚えてはいません。
ですから、どの社員よりも人事部に自分の印象を残す必要があります。
人知れず成果を出すだけではなく、
人事部に向けて発信すること
- 異動したい理由と自分のスキル
- 自分の個性や働き方
- 人材としての市場価値
- これまでの行動と実績
こうした主張を届けるために、
実績を形として発信する
異動のアピールは、『今の部署が性に合わない』
そのためには、
自分の実績を発信する方法
- 自分の売上貢献度を表す実績書を人事担当に共有する
- 社員訪問やOB訪問などのイベントに積極的に参加する
- 同僚と繋がっているSNSで情報発信をする
社員の行動や成果は普通、オープンにはなりません。
あなたが他部署の同僚の頑張りや成果を詳細には把握できていない
だからこそ、
具体的な実践テクニック
ここまで考え方とやるべき事について説明してきました。
直属の上司に異動希望を伝えたり、
ただ、人事部とのコミュニケーションはなかなか持ちにくいと思います。
このパートでは、人事部とのコミュニケーションについて私が実践していた具
具体的なテクニック
- 相談を持ちかける
- 定期的に面談してもらう
- 飲みに誘う
- 実績を伝える
- 自己啓発してることを伝える
- 転職をチラつかせる
まず、人事部は異動/配属だけでなく、社員のケアをしたりしています。
相談に乗ってくれる人事担当は結構多いので、まずはどんな小さなことでもいいので相談を持ち掛けています。
そこで得たコネクションをフックに相談後の近況報告などの名目で、定期的に接点を持つようにします。
仲良くなれば、ぜひ飲み会などを通してより距離を縮めることが最善ですが、さりげなく実績を伝えていきます。
そして、今後のキャリアに向けても自己啓発をしていることや、転職活動をしていることなどを共有します。
こうした一連のコミュニケーションによって、『悩みを抱えた社員が努力によって成果を上げて、スキルアップにも取り組み、市場からも評価されはじめている。』といったストーリーが出来上がります。
信頼関係は短時間では作れないので、出来れば内定者時代からコツコツと関係構築を進めていくのが理想です。
まとめ
- 人事担当は、社員一人ひとりの顔や個性なんて知らない
- 人事に自分の印象を強く持ってもらうことが重要
- 異動希望と残してきた成果を発信し続けることが大切
それでは、また!