今回のテーマは、仕事の憂鬱を誰でも簡単に解消できるテクニックについてです。
日曜の夜や朝起きた時、仕事に行くのが憂鬱だなと感じることがあると思います。
特に連休明けは楽しい想い出も相まって最悪な気分だったりしますよね。
その憂鬱のタネは、『責任から来るプレッシャー』『多すぎる業務量』『人間関係のストレス』など様々だと思います。
嫌でも仕事の時間はやってきますし、結局、モヤモヤしながら出勤する、なんてこともあると思います。
この記事が参考になる読者
- 仕事に行くのがしんどい経験をしたことがある方
- いつも将来への不安が絶えない方
- 仕事のもやもやが消えずに悩んでいる方
私自身、気分屋なのでこれまで気分の落ち込みと向き合い続けてきました。
その中で試行錯誤を繰り返し、一番効果のあるやり方を見つけました。
ぜひ同じような悩みを持つ方の学びに繋がればと思い、対応策についてまとめました。
この記事を読めば、仕事前の憂鬱との向き合い方が学べるだけでなく、憂鬱を解消する具体的な方法を知ることができます。
この記事の結論
- 憂鬱は未来に対する不安から来るので完全には消せない
- 不安定な感情はありのまま受け入れてしまう
- 何が憂鬱なのかを言語化する
- 最悪のシナリオをイメージする
それでは、話を進めていきます。
「憂鬱や不安が消えることは無い」という自覚から始まる
私は当初、この憂鬱をとにかく消し去るようにあらゆる手を尽くしました。
例えば、こんなことを試しました。
憂鬱解消のために試したこと
- 前日に翌日のアクションプランを予め作成しておく
- 尊敬する起業家やスポーツ選手の動画を観て気持ちを鼓舞する
- できるだけ仕事のことを考えないように別のことを考え続ける
- 逆に休日も勉強をしまくってオンオフを分けないように過ごす
もちろんどの取組も最初は気が楽になったりモチベーションが上がったりします。
しかしながら、すぐに効果は薄れてしまいました。
憂鬱を取り除くための取組自体に多くの時間を費やし、それはそれでストレスが増しているようでした。
ある時、「そもそも何に対して憂鬱なのか、不安なのか」が自分でも分かっていないコトに気付きました。
そこで色々と憂鬱を言語化していくことにしました。その結果ある共通点があることに辿り着きました。
それは、全ての憂鬱のタネは『未来に起きうるコト』、つまり『不確実性の高いコト』だということです。
仕事というのは、常に前に進んでいます。加えて、多くの関係者と協働しているためコントロールできない領域が多く存在します。
そんな不確実なコトから来る憂鬱が果たして一掃されるでしょうか。
私はそれは不可能だと思いました。
過去の仕事も同様に想定外の出来事の連続でしたから、予測ができないのであれば、この不安定な感情それ自体を受け入れた方が良いだろうと考えるようになりました。
「自分はとても憂鬱なんだ。」
「今まさに不安でいっぱいだ。」
「でもきっと何とかなる。今までもそうだった。」
と自分に言い聞かせて受け入れることにしました。
自分の感情に嘘を付かずにありのままを受け入れただけで、気持ちがとても楽になりました。
あらゆる不安や憂鬱はすべて言語化する
とはいえ、それでもモヤモヤが残ると思います。
そんな時は「言語化の整理」を一度やってみて下さい。
ここからは私の実体験から得た有効な実践的なテクニックの話です。
そもそも何に対して不安なのか、憂鬱なのか、が分からないでモヤモヤしている人が多いと思います。
悩みの原因が見えていない状態、知らない状態、というのが一番ストレスになります。
どこまでいっても未来への不安なので消え去ることはありませんが、少なくとも憂鬱のタネを具体化することで相当ラクになります。
例えば、
- 関係者全員のスケジュール調整が決まっておらず会議がうまくセッティングできないかもしれない
- 頼まれていた仕事の期限が迫っているがまだ途中までしか出来ていない
- 先週依頼したメールの返信が自分の休日の間に来ているかもしれない
- 思いもよらない仕事の依頼メールが溜まっているかもしれない
こんな感じで明確な不安要素を言語化することで、抽象的なモヤモヤが見える化されるので、気持ちがラクになります。
常に最悪なシナリオを想定しておく
さらにストレス耐性を付けたい時は、これが効きます。
その憂鬱のタネですが、一番恐れているのは最悪のシナリオが起きてしまうことでしょう。
怒られたり、損失が発生したり、失敗したり、迷惑をかけたり、余分な時間が取られたり。
そんな最悪なシナリオを予め想定しておくことで、リスクの上限を知ることができます。
「最悪の場合はここまでのコトが起きるかもなー。嫌だけど、どんなに行ってもここまでか。」と思えるようになってきます。
最悪なシナリオが起きた時の対応を考えおく
もっと不安を取り除きたい場合、例えば連休前なんかにお薦めなのが、この対応シナリオまでイメージしておくテクニックです。
「もしも、こんなことが起こったらこう対処しよう。」
すると本質的には不確実なことには変わりはないのですが、頭の中でイメージができてくると「どうやら最悪の事態が起きても自分でコントロールできそうだ。」と気持ちがラクになります。
これは私が試行錯誤の末に身につけた思考法とテクニックではありますが、知り合いの起業家や会社役員と話してて意外と似たようなことをされている方が複数いらっしゃいました。
もし同じように不安や憂鬱に悩まれているのなら、一度試してみる価値はあると思います。
まとめ
最後にこの記事の要点をまとめます。
- 『何に対する憂鬱なのか』を言語化すると気持ちが楽になる
- 最悪のシナリオをイメージすると更に気持ちが楽になる
- 最悪なシナリオへの対処法を考えておけば尚更憂鬱は解消される
これ実はビジネスにも応用ができます。
何となくリスクと感じる場合は、その事業リスクを言語化してみてください。
更に最悪な事業シナリオとそうなった時の対処法を準備しておけば、リスク許容度を評価することができます。
それでは、また!
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